フィリピン、中国と領有権争うスカボロー礁を「西部軍区」管轄下に=対外的な防衛能力強化へ―中国メディア

Record China    2014年2月27日(木) 15時1分

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25日(現地時間)、フィリピン軍報道官は、中国と領有権を争う南シナ海のスカボロー礁(中国名:黄岩島)を、フィリピン軍西部軍区の管轄下に組み入れたとする声明を発表した。写真はスカボロー礁での中国とフィリピンの対峙に関する資料図。

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2014年2月25日(現地時間)、フィリピン軍報道官は、中国と領有権を争う南シナ海のスカボロー礁(中国名:黄岩島)を、フィリピン軍西部軍区の管轄下に組み入れたとする声明を発表した。環球時報が27日付で伝えた。

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フィリピンメディアによると、軍報道官は今回の措置について、「統一の指揮・行動を取りやすくし、対外的な防御能力を高めることが狙いだ」と説明した。

今年1月、中国の海洋監視船がフィリピン漁船に放水して海域から追い出す事件が起きた際、軍は事態に対応する権限を付与されていなかった。

軍報道官は、「今後同様の事態が発生すれば、軍の武装部隊は漁民保護のための行動をためらわずに行うだろう」と警告した。(翻訳・編集/NY)

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