「男性芸能人がチャンスを奪う」ヴィッキー・チャオの訴え、女優たちの生きにくさに納得の声も

Record China    2020年10月5日(月) 23時0分

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近年は化粧品のイメージキャラクターも男性タレントに市場を奪われ、女性芸能人が生きにくい環境が深刻化していると訴えた中国の女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)の言葉が、共感を集めて話題となっている。

近年は化粧品のイメージキャラクターも男性タレントに市場を奪われ、女性芸能人が生きにくい環境が深刻化していると訴えた中国の女優ヴィッキー・チャオ(趙薇)の言葉が、共感を集めて話題となっている。

若手を中心に俳優や女優が演技力を競うバラエティー番組「演員請就位」のシーズン2が現在配信中だが、映画「レッドクリフ」などで知られ、映画監督としても活躍する女優ヴィッキー・チャオが審査員の1人を務めている。今月2日の配信では、ある女優が40代女性の現状を訴え、なかなか仕事が得られない困難を語ったが、これについて語ったヴィッキー・チャオの言葉が話題になっている。

番組でヴィッキー・チャオは、「年齢に関係なく、女性タレントにとってチャンスをつかむのが困難な現状にある」と訴えた。数年前の「小鮮肉(若いイケメン)」ブーム以来、若手俳優が次々に登場して人気を獲得し、以前は女性タレントが独占していたコスメブランドなどの市場を席巻していることを挙げ、さらに映画やドラマも、こういった若手俳優ありきで制作されているものが大多数だと語っている。

ヴィッキー・チャオは、番組で同じく審査員を務めるチェン・カイコー(陳凱歌)監督、イー・トンシン(爾冬陞)監督に対して、「男性監督がもっと女性を重視してほしい」とも訴えている。

ここ数年、主なコスメブランドは男性を中心に起用しており、「エスティローダー」は俳優リー・シエン(李現)、「ランコム」はTFBOYSワン・ジュンカイ王俊凱)など、有名ブランドもほとんど男性が占めている。

ヴィッキー・チャオの訴えについて中国版ツイッターでは、「理解できるが市場はシビアだ」「消費者も視聴者も女性が中心だから仕方がない」「確かに超大作は男性スターを看板にしているものが多い。女優たちが努力だけで現状を覆せないのも事実だ」などといった声が上がっている。(Mathilda

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