韓国の若い議員らの自己紹介文がふざけ過ぎ?ネットで批判殺到

Record China    2020年10月5日(月) 13時40分

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2日、韓国・韓国日報は、韓国最大野党「国民の力」の青年委員会指導部が、Facebook上に掲載した自己紹介の文章に一部不適切な表現があり、物議を醸していると伝えた。

2020年10月2日、韓国・韓国日報は、韓国最大野党「国民の力」の青年委員会指導部がFacebook上に掲載した自己紹介の文章に一部不適切な表現があり、物議を醸していると伝えた。

記事によると、若者と疎通する政党への発展を目指し、党内の20~30代が主軸となって構成しているのが青年委員会で、Facebookでも「青年」のイメージを強調し、委員それぞれが個性を生かした文章を載せているという。ただ、このうち数人の紹介文が「政治を戯画化した」と指摘され、党の基調とも合わないと批判されているという。

チュ・ソンウン報道官の紹介文は「神の統治が迫る国、自由保守精神の大韓民国」「母親は牧師」などと書かれている。党は最近、新型コロナウイルスの集団感染が発生した宗教団体「サラン第一教会」のチョン・グァンフン牧師をはじめ保守極右陣営との線引を図っており、記事は「そうした状況とは相反する」と指摘している。

キム・クムビ企画局長の紹介文には「2年前から必ず経済大恐慌が来ると信じてETF投資をしたら、漢江(ハンガン)に行くところだった」とある。「漢江に行く」とは、「株式投資に失敗し、川に身投げする」という意味の表現で、自殺を戯画化したと批判されているという。

イ・ジェビン人材育成本部長は、自身を「人生最大の業績、陸軍タンケアル歩兵、褒賞休暇14回」と紹介している。「タンケアル」とは陸軍、特に歩兵をおとしめる時に用いる表現のため、問題視されている。この他、独裁政権と闘った勢力を非難しているように受け取れる表現も使用しているという。

他にも「業務:息をすること」「結婚したいができない」「新卒採用の書類選考77連敗記録」などと書いている委員らもおり、「若者の苦しい状況をユーモラスに書いたにしてもやり過ぎではないか」と指摘されている。専門家も「非常識だ」と苦言を呈しているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「度が過ぎる表現だ」「がっかりだな」「こんな企画を誰が考えたのか」「政治はお遊びではない」「選挙に勝つ気があるのか」「こんなのが保守の代表だなんて、あきれる」「これで注目を集めたかったのか?。あまりにも軽率だ」「政治に宗教を持ち込まないでほしい」など厳しい声と、謝罪を求める声が多数寄せられている。

一方で「これのどこが不適切なの?」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

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