米専門家「米軍が日本に比重を置くのは賢明ではない、中国の標的になる」―中国メディア

Record China    2020年10月3日(土) 9時20分

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中国共産党系の環球時報のニュースサイトは1日、米国の専門家が「米軍が日本に比重を置くのは賢明ではない、中国の標的になる」との見方を示していると報じた。写真は米サンディエゴ海軍基地。

中国共産党系の環球時報のニュースサイトは1日、米国の専門家が「米軍が日本に比重を置くのは賢明ではない、中国の標的になる」との見方を示していると報じた。

米軍事情報サイト、ディフェンス・ニュースの25日付報道として伝えたもので、それによると、米海兵隊トップのデビッド・バーガー総司令官はこのほど、「米海軍と海兵隊は冷戦期以来、アジアで起こりうる危機に対応するための部隊を設立した。だが中国の脅威の高まりとともに、新しい脅威に対応するため、太平洋地域の配置を変更する必要がある」と述べた。

アナリストは、米軍が日本の基地内に集中しすぎているのは賢明ではないと疑問を呈している。米国防総省が発表した中国の軍事力についての年次報告書「2020 China Military Power Report」は、中国が在日米軍基地を攻撃する能力が著しく向上する中、米国はその部隊を分散させ、潜在的な標的を広げて、中国が標的にするのをより困難にする必要があると指摘している。

バーガー総司令官は、「米軍は、過去70年間に太平洋地域に部隊を配置してきた方法を変更して、新しい脅威に対応する必要がある」とし、「部隊をより多くの場所、より広いエリアに配置して、行動範囲を拡大すべきだ」としている。(翻訳・編集/柳川)

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