フォルクスワーゲン、中国がドイツ本国に代わり最重要市場に―独メディア

Record China    2014年2月25日(火) 4時0分

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21日、フォルクスワーゲンの2013年における売上高は1970億ユーロに達した。中国がドイツ本国に代わって最も重要な販売市場になっている。写真はドイツにあるフォルクスワーゲン・フェートンの工場。

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2014年2月21日、ドイツ経済紙・ハンデルスブラットによると、ドイツの自動車大手・フォルクスワーゲンの2013年における売上高は1970億ユーロ(約27兆5800億円)に達し、2012年の1927億ユーロ(約26兆9780億円)と比べ2.2%増加。中国がドイツ本国に代わって最も重要な販売市場になっている。23日付で参考消息(電子版)が伝えた。

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フォルクスワーゲンは2013年に中国市場で327万台を売り上げ、他のメーカーを圧倒。同社傘下のアウディも中国市場で大きく販売を伸ばし、売り上げ全体の3分の1が中国市場に頼っている。

この勢いは今後も続くとみられている。中国自動車工業協会の統計では、2013年に中国市場で販売された自動車は2198万台で、前年比14%の成長となった。独デュースブルグ・エッセン大学の研究所は、2025年には世界全体の新車の3分の1が中国で販売されることになるとまで予測している。

フォルクスワーゲンは販売好調を受けて中国での生産拡大を計画しているが、中国の主要都市には深刻な渋滞や大気汚染があり、それらの問題から交通制限が敷かれるようになるなど中国市場にもリスクがあり、中国市場への過度の依存を軽減するには欧米などの市場での販売回復が不可欠だろう。(翻訳・編集/岡田)



   

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