「閉鎖式管理」に不満爆発!学生が集団で叫ぶ、西安外国語大学が声明―中国

Record China    2020年9月23日(水) 9時0分

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21日、新京報は、新型コロナウイルスの影響により学生を校外に出さない閉鎖式管理を実施している中国の大学で、学生が生活環境の改善を求めて声をあげたと報じた。

2020年9月21日、新京報は、新型コロナウイルスの影響により学生を校外に出さない閉鎖式管理を実施している中国の大学で、学生が生活環境の改善を求めて声をあげたと報じた。

記事は、陝西省の西安外国語大学で20日夜、複数の宿舎の学生が集団で宿舎内から大声で叫び声をあげたと紹介。同大学の学生によると、これは新型コロナ期間の閉鎖式管理における生活環境の悪さに不満を抱いた学生らが組織的にではなく自発的に行ったもので、約30分間続いたと伝えた。

そして、学生たちからは「校内で唯一生活用品を買えるスーパーが以前、カビた食品を販売して営業停止になった。9月に営業再開したが商品棚は空っぽで、生活用品は通販に頼らざるを得ない。このため校内の配達拠点に負荷がかかり、荷物が押しつぶされたり破損したりする状況が日常的に起きている」「もともと4カ所あった女子用の浴室が1カ所しか開いておらず、非常に不便」「果物やパン、食堂の料理の値段が上がり始めている」といった不満が次々に聞かれたとしている。

記事はその上で、同大学が21日にSNS上で声明を発表し、「新型コロナ期間におけるキャンパス管理サービスに対する情報を重視している。外出手続きの簡素化、校内での買い物の環境改善、臨時売店の設置、食道や浴室などの営業時間延長、配達荷物の管理強化、むやみな値上げに対する厳正な処理などの改善を行う」とし、学生の意見を聞き入れて環境改善に取り組む姿勢を見せたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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