中国軍機が頻繁に活動、台湾で不安高まる―米メディア

Record China    2020年9月22日(火) 22時20分

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21日、ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは、最近中国軍機が頻繁に活動していることに台湾人は不安を感じていると伝えた。写真は中国大陸沿岸に面する金門島。

2020年9月21日、ボイス・オブ・アメリカの中国語版サイトは、最近中国軍機が頻繁に活動していることに台湾人は不安を感じていると伝えた。

記事は、「台湾国防部の報告によると、この4カ月、中国人民解放軍の空軍機が台湾海峡の中間線を越える頻度と数が増加している」と紹介。台湾国防部は、中国人民解放軍が戦争準備を積極的に進めており、台湾攻撃能力が増強されているため、台湾軍はコンピューターを使った図上での漢光演習で最も厳しい戦闘プランを設定し、新たな事態の発展と新たな脅威に対応したことを明らかにしたと伝えた。

こうした点を踏まえて台湾の淡江大学の戦略研究教授の黄介正(ホアン・ジエジョン)氏は、「私は普通の民衆が実際の軍事衝突に対する心の準備ができているとは思わない」との見方を示した。

記事は、台湾の大学院生の呉さんの例を紹介。呉さんは中国軍機の活動が不安を引き起こしているとし、「中国軍はわざと騒ぎを起こしてわれわれの対応能力を見ているのだと思う」と語った。また、台湾男性として最終的に軍事任務に就くよう召集されるのではないかと心配していると述べた。

また記事は、台湾ヤフーの調査では、9月初めの時点で64%の人が中国との衝突を心配しており、衝突するとは思わない人は33.5%だったことも伝えている。(翻訳・編集/山中)

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