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北京の労働人民文化宮では今月16日から「宮廷金魚」特別展が行われています。
北京の労働人民文化宮では今月16日から「宮廷金魚」(昔、宮廷の中で飼育・鑑賞されていた品種の金魚)特別展が行われています。12の省・直轄市からの70品種・1200匹あまりの「宮廷金魚」が展示されており、25日まで行われます。
特別展では、武漢の金魚のための専門エリアが設けられ、10の木製のたらいで武漢ならではの「猫獅」「真珠」などの品種を展示しています。「猫獅」は「オランダシシガシラ」の一種で、目と口が瘤に覆われ、猫に似た顔をしています。「真珠」は、鱗にカルシウムが蓄積されて、鱗の中央に硬い半球状の突起があり、真珠のように見えることからこの名が付けられました。
北京は、中国の金魚飼育・鑑賞の発祥地の一つで、伝統的に金魚の養殖と鑑賞が行われてきました。故宮、天壇公園、北海公園、北京動物園などの旧王宮や公園で金魚の飼育と展示が行われていました。「宮廷金魚」は明の時代以降、紫禁城の中で養殖の専門家に飼育されたもので、最盛期だった清の時代には300種余りの品種があったということです。(鵬、坂下)
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