中台統一派の学者、独立派を批判=「アヒルは死んでもくちばしが硬い」―香港メディア

Record China    2014年2月20日(木) 5時0分

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19日、日本問題専門家で、中台統一派として知られる許介鱗氏は香港・中評社の取材に対し、「台湾の中国接近が加速する中、台湾独立を主張する人は、死んだアヒルのくちばしのように考えを改めない」と批判した。写真は中国本土からの台湾ツアー団。

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2014年2月19日、人民日報海外版によると、香港・中評社は、日本問題専門家で、中台統一派として知られる許介鱗(シュー・ジエリン)氏のインタビューを掲載した。

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許氏は1935年台湾新竹生まれ。東京大学で法学博士の学位を所得し、台湾大学法学院と社会学院の院長を歴任した。専門は日本の政治経済・外交、日中関係、台湾現代政治史。

日本の文部科学省が1月27日、中学校と高校の学習指導要領解説書を改定し、尖閣諸島(中国名:釣魚島)と竹島を「我が国固有の領土」と明記する方針を明らかにしたことについて、許氏は「台湾は中国と共同で、釣魚島が中国のものであることを強調した歴史教科書づくりを推進すべきだ」と指摘した。

許氏はまた、台湾の王郁[王奇](ワン・ユーチー)大陸委員会主任の中国訪問を評価した上で、「韓国は中国と経済関係を深めてきた。台湾はアジアや欧州の国と国交がない。中国との経済関係強化を急ぐべきだ」と強調した。

許氏は、「戦時中、『日本帝国万歳』『天皇陛下万歳』と叫んでいた台湾の人々の声が、日本敗戦の翌日にはぴたりと止んだ」と自身の体験を語った上で、「大勢の向かうところに人々の主張は改まるものだが、台湾独立を主張する人は、『アヒルは死んでもくちばしが硬い』という俗語のように、考えを改めない」と批判した。(翻訳・編集/NY)

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