深刻な大気汚染にバレンタインの爆竹が追い打ち=PM2.5の値、一部で日本基準値の13倍に―北京市

Record China    2014年2月19日(水) 11時11分

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18日、元宵節で北京市内は多数の爆竹が鳴らされ、旧正月に続いて極めて深刻な大気汚染レベルになったと、シンガポール華字紙が報じた。資料写真。

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2014年2月18日、参考消息によれば、14日の北京市内は元宵節、バレンタインデーということもあって多数の爆竹が鳴らされ、旧正月に続いて極めて深刻な大気汚染レベルになったと、シンガポール華字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)が報じた。

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北京市環境保護監測センターの調べでは、17日正午の天安門広場周辺のPM2.5濃度は1立方メートル当たり178マイクログラムにまで下降したものの、それより以前の24時間の平均濃度は432マイクログラムと高い数値を記録。国内33都市の大気汚染レベルも深刻なものとなり、新華社は、北京市東部に位置する通州区でPM2.5濃度が一時900マイクログラム(※日本で外出を控えるよう注意喚起する基準の約13倍)を記録したと報じた。

大気汚染の主要な原因は、工場や自動車の排出ガスだが、爆竹がそれに拍車をかけた。市の関係部門は、「昨年の大気汚染は過去52年で最も深刻な1年になった」と指摘している。統計では、元宵節に鳴らされた爆竹は旧暦の大みそかの2倍に上ったという。(翻訳・編集/岡田)

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