訪韓のケリー米国務長官、日韓の溝深く苦慮=歴史問題解決には至らず―香港紙

Record China    2014年2月19日(水) 9時9分

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18日、香港・大公報は、ケリー米国務長官の韓国訪問について、「亀裂の入った日米韓同盟を修復し、米国のアジア・太平洋戦略における利益を守るものだ」と伝えた。

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2014年2月18日、香港・大公報は、ケリー米国務長官の韓国訪問について、「亀裂の入った日米韓同盟を修復し、米国のアジア・太平洋戦略における利益を守るものだ」と伝えた。中国新聞網が報じた。以下はその概要。

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ケリー長官は、不安定な朝鮮半島の情勢下で韓国を訪問した。米国は今回の訪問を通じ、朝鮮半島の安全保障を重視し、日韓は歴史問題を棚上げして関係を改善することを強調。しかし、米国の目的であるアジア・太平洋地域における利益の保護はまだ達成されていないようだ。

ケリー長官は韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との会談と記者会見で、朝鮮半島の非核化と南北問題解決に向けた取り組みについて強調。しかし、日韓問題では米韓の間に大きな隔たりがある。朴大統領は繰り返し日本を批判してきたが、ケリー長官は歴史問題を棚上げすることを要請。日韓に未来志向の関係を結ぶよう求めた。

今回の訪問で、米韓は朝鮮半島問題では足並みがそろっているのに対し、日韓関係での溝は深いことが確認された。ケリー長官は「日米韓同盟の強化は重要だ」と強調したが、目的は達成されていないようだ。(翻訳・編集/AA)

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