河北省石家荘市に住む「木工の達人」こと張岳さんは12日、数人の児童に「魯班鎖」という中国の立体パズルについて指導していた。中国新聞網が伝えた。

張さんは、「伝統的な知育玩具は、古人の知恵の結晶といえる。子供たちは、常日頃から、『魯班鎖』や『九連環（チャイニーズリング）』、『神龍擺尾（ルービックキューブのような形の中国の伝統的パズル）』、『滾珠迷宮（迷路ボール）』などの知育玩具で遊んでいると、手と目の連携を訓練でき、集中力もアップする」と話す。

張さんは十数年前から約200種類の伝統的木製知育玩具を収集・制作している。新型コロナウイルス感染拡大中は、「疫病と闘う」バージョンの「華容道（スライディングブロック・パズル）」を制作したという。（提供/人民網日本語版・編集/KM）