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中国はどのようにして2億人近い子どもを無事に学校に戻らせることができたのか―米メディア

配信日時:2020年9月16日(水) 10時0分
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米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、「中国が2億人近い子どもを学校に戻した方法」と題する記事を掲載した。資料写真。

米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、「中国が2億人近い子どもを学校に戻した方法」と題する記事を掲載した。

中国紙・環球時報(電子版)が14日、その内容を要約して次のように伝えている。

輝く青空の下、武漢にある漢陽第一中学で今月、2000人近い生徒が集まった。医療スタッフが学校の入り口で検温し、行政当局が生徒の外出履歴とコロナウイルス検査結果を確認する。地元の党幹部は、教師が衛生に関する詳細な指示に従い「抗疫(感染症と闘う)精神」を示したことを確認していた。音楽教師のヤン・モンさんによると、武漢は現在、最も安全な場所だそうで、何も心配していないという。

今秋、世界中の国々が安全に学校を再開するのに苦労する中、中国は1億9500万人を超える児童・生徒に対面学習を提供している。地方の役人が教室を視察し、アプリや他の技術が教師や児童・生徒を監視する。中国のトップダウンの政治システムは、同じ目標に向かう広大な官僚制度の推進を可能にしている。これは世界の他の場所ではほとんど不可能なアプローチだ。

パンデミックが依然として猛威を振るっている米国では、対面授業をいつどのように再開するかについての議論が盛んになっている。だがそれを基本的に封じ込めた中国では、そのような議論は存在しない。中国はウイルスの感染拡大を封じ込めるために使用していたものと同様の厳格なモデルを学校再開にも適用している。欧州などでも学校再開のための措置が講じられているが、中国のそれははるかに厳しいものだ。教育当局は、児童・生徒に対し、学校に行くこと以外に「不必要な外出」を避けるよう促した。一部の学校の一部の教師は、ウイルス対策の人手不足のために早朝4時起床を余儀なくされた。

疫学者によると、中国は依然として新たな感染拡大が発生する可能性に直面している。しかしこれまでのところ、対策は効果的なようで、学校での感染発生や閉鎖の報告はない。

中国では早くも今年の4月と5月の時点で授業が再開された地域もある。政府は学校にマスクや手袋、赤外線体温計などを装備するために多額の投資を行っている。多くの保護者は、いくつかの制限による面倒にもかかわらず、授業の再開を歓迎している。保護者たちは、何カ月にもわたってリビングルームでその場しのぎの授業を行ったり、子どたちがあまりにも多くのビデオゲームをプレーすることに悩み続けたりした後、子どもたちをクラスや放課後の個別指導プログラムに送り返すことができて安心している。(翻訳・編集/柳川)

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