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インドで反中国の偏見はびこる、矛先は中国の医大卒業したインド人にも―中国メディア

配信日時:2020年9月15日(火) 7時50分
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インドでは、中国との国境地帯での軍事的緊張が高まる中、反中国の偏見がはびこるようになり、その矛先は中国で医学教育を受けたインド人にも向けられているという。写真は消毒液などを求めるインドの人々。

中国共産党系の環球時報(電子版)の14日付報道によると、インドでは、中国との国境地帯での軍事的緊張が高まる中、反中国の偏見がはびこるようになり、その矛先は中国で医学教育を受けたインド人にも向けられているという。

香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの13日付報道を引用して伝えたところによると、インドでは新型コロナウイルスの累計感染者数が400万人を突破する中、感染症との闘いに役立つ可能性のある何千人もの医学部卒業生が「自宅で居眠り」した状態となっているという。

インド国外の大学で医学の学位を取得しているインド国民が、国内で医療を実践するためには、FMGEと呼ばれる試験に合格しなければならない。

昨年の試験では、1万5500人の学生が受験し合格したのはわずか4242人だった。2015年から18年に合格した学生の割合は15%未満で、中国の大学で医学の学位を取得した学生の合格率はさらに低く12%未満だ。受験者の大半が中国の大学の卒業者で、インドから毎年7000〜8000人が医学の学位を取得するために中国に向かうという。

状況をさらに複雑化しているのが、中国との国境地帯での軍事的緊張の高まりだ。反中国の偏見がはびこるようになり、その矛先は中国で医学教育を受けた人にも向けられ、彼らを「中国の製品」と侮辱的に呼ぶ人も一部にいるという。

FMGEのもう一つの問題は、米国、英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダで学位を取得した学生は受験する必要がないということだ。ジャワハルラール・ネルー大学の社会医学および地域保健センターのRama V Baru教授は、「パンデミックの状況では、政府は外国で卒業した学生を緊急雇用すべきだ」「一部の国からの医学卒業生を締め出そうとする体系的な努力があるように思われる」「これは平等な競争の場ではない」などと述べている。

インド国内では、FMGEの合格ラインを下げるよう求める声も上がっており、抗議を組織したデリーのグループは、「政府が試験の合格ラインを下げた場合、すぐに3万人が農村で医療を実践することができる」と指摘しているという。(翻訳・編集/柳川)

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