【CRI時評】流れに逆らうポンペオが世界を深刻に脅かす

CRI時評    2020年9月12日(土) 15時20分

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「マイク・ポンペオは史上最悪の国務長官だ」-「ワシントン・ポスト」は最近、米国のポンペオ国務長官就任以来の外交の業績を分析してこのような結論を下した記事を掲載した。 まず、ポンペオは頑固な冷戦思考で米国外交を牛耳り、イデオロギーによる線引きで分裂と対抗を掻き立て、全世界の平和と...

「マイク・ポンペオは史上最悪の国務長官だ」-「ワシントン・ポスト」は最近、米国のポンペオ国務長官就任以来の外交の業績を分析してこのような結論を下した記事を掲載した。

 まず、ポンペオは頑固な冷戦思考で米国外交を牛耳り、イデオロギーによる線引きで分裂と対抗を掻き立て、全世界の平和と発展に甚大な脅威をもたらした。中米両国の往来を例に取れば、中米貿易は米国国内で260万の雇用を支えており、7万2500社以上の米国企業が中国に投資して、そのほとんどは大いに利益を上げている。ポンペオ国務長官の、中国が米国を「搾取」しているという論法はまったくナンセンスで、極端な圧力をかける口実に過ぎない。

 次に、ポンペオ一派は国際問題で大いに一国主義を標榜し、強権政治を推進し、「グループから脱退し、契約を破る」のをほしいままにして、現在の国際秩序の最大の破壊者になろうとしている。米国はポンペオ一派の扇動の下で、2018年にイラン核合意から一方的に離脱するとともに対イラン制裁を再開し、極端な場合には第三者がイランと行う通常の経済取引を制限し、イラン核合意の政治的な基礎を深刻に破壊した。さらに傲慢なのは、合意から離脱して当事者の資格を自動的に失ったにも関わらず、ポンペオが最近、国連安全保障理事会に書簡を送り、横暴にも、イランに対して国連安保理決議第2231号が定める「制裁措置の速やかな履行」メカニズムを発動するよう要求したことで、これは世界に対する大悪行というべきだ。

 第三は、新型コロナウイルス感染症の発生以来、ポンペオ一派が政治的な私利を貪るために新型コロナウイルスを特定の民族、人種と結びつけ、人種間対立を激しく煽り、米国政府の世界保健機関(WHO)に対する「資金提供停止」を推進して、全世界のワクチン開発の主導権を取ることを目論んでいることだ。

 「我々が団結を欠いて分裂に陥ってしまえば、新型コロナウイルスにつけ込むチャンスを与えることになる。新型コロナウイルスが依然として拡散しているのは、それが原因だ」世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日の記者会見でこのように警告した。このような状況下では、ポンペオ一派は明らかにその過失から逃れられない。(CRI論説員)

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