タイ証券取引所、日本人もアセアン市場への投資が可能に

Record China    2014年2月17日(月) 14時40分

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15日、タイでは外国人でも比較的簡単に証券会社に口座を開ける。現在、投資が停滞しているが、タイは上場企業の基盤がしっかりしており、政治的緊張が緩和すれば、市場は急速に回復するとタイ証券取引所のサティ理事長は語っている。

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2014年2月15日、複数のタイメディアによると、タイ証券取引所(SET)はインラック暫定政権に対し、タイ国投資委員会の新メンバーを任命する許可を選挙管理委員会に求めるよう促している。

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SETは、海外からの投資家にとって中心的な市場となるようアセアンの各株式取引所との連携を進めている。現在、タイは政治的混乱と景気減速の真っ只中にあり、投資が停滞しているが、タイは上場企業の基盤がしっかりしており、いったん政治的緊張が緩和すれば、市場は急速に回復する、とサティSET理事長は語っている。

すでにマレーシアとシンガポールの証券取引所とはつながっており、他の地域からもより多くの投資家を惹きつけることが課題だ。大メコン圏の成長に向けて、関係各国の間で投資機会を共有し合う準備はできている。

SETは、利便性を向上させた債券、金上場信託(ETF)、農産物価格に対するリスク管理ツールの開発などの金融分野で新しい市場を開拓する計画を進めている。今年の半ば頃までには、新たな派生商品の取引システムの開始を予定しており、これらのことが、タイの証券市場の安定性向上と競争力強化につながると考えている。

タイでは外国人(もちろん日本人も)でも比較的簡単に証券会社に口座を開ける。SETで、アセアン関連の株式、ETF、指数関連商品などが扱われるようになれば、タイを通してアセアン市場への投資も可能となるであろう。(提供/Global News Asia・翻訳/編集:YK)

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