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台湾旅券、「脱中国」加速しデザイン変更、「チャイナエアライン」の改名も浮上

配信日時:2020年9月12日(土) 20時30分
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台湾の旅券が表紙の「TAIWAN」の文字を拡大するなどデザインの一部が変更された。「脱中国」の動きは航空会社名にも波及。「チャイナエアライン」の改名も浮上している。

台湾の旅券が表紙の「TAIWAN」の文字を拡大するなどデザインの一部が変更された。表紙の英語表記は2003年、独立志向の強い民進党の陳水扁政権時代に始まった。「脱中国」の動きは航空会社名にも波及。「チャイナエアライン(中華航空)」の改名も浮上している。

台湾・中央通信社によると、新型コロナウイルスの世界的流行以降、台湾人が旅券上の「CHINA」の文字から中国人と誤認されるケースが海外の空港で多発。立法院(国会)は7月下旬、与党・民進党の議員団が提出した旅券の識別性向上を政府に求める提案を可決し、政府に具体案の検討を要請していた。

新しい旅券の表紙に台湾の正式名称「中華民国」が漢字表記で大きく記されているのは変わらないが、そのすぐ下の英語表記「REPUBLIC OF CHINA」はなくなり、国章を囲むように環状に小さくあしらう目立たない形に変わった。新旅券は来年1月から発行されるという。

台湾の呉ショウ燮外交部長(外相)は記者団に「多くの国々がコロナ流行を受けて入国管理を強化したことなどを踏まえると、台湾市民が中国国民と間違えられないようにするため、新しい旅券が必要と」強調。中国外交部の華春瑩報道官は「台湾が『小細工』をしても、台湾が中国の不可分の領土の一部という事実に影響しない」と述べた。

一方、立法院は台湾旅券の識別性向上を決議した際、同時に政府系ファンドが筆頭株主の「チャイナエアライン」の名称変更も提唱していた。海外で中国の航空会社「エアチャイナ(中国国際航空)」と間違えられることが多いためで、民進党の議員団は国際的な認知度を高め、台湾の利益を守るため、飛行機の塗装や英語社名などの変更を盛り込む実施計画の策定・提出を交通部(交通省)に促している。(編集/日向)

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