中国の新型コロナ危機対応に示唆を得た=国連関係者

Record China    2020年9月9日(水) 19時20分

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中国環球電視網(CGTN)は2020年中国国際サービス貿易交易会の開催期間中、国連の中国駐在調整員代行を務めるババテュンデ・アホンシー博士を独占インタビューしました。資料写真。

中国環球電視網(CGTN)は2020年中国国際サービス貿易交易会の開催期間中、国連の中国駐在調整員代行を務めるババテュンデ・アホンシー博士を独占インタビューしました。

アホンシー博士は、「新型コロナウイルス感染症がもたらした様々な試練に対しては多層的な対応が必要だ。重要性に従って分類して、秩序立てて階層分けした方法が大切だ」と述べました。その上で、「中国は現在の対応方法において「最優先」の課題をはっきり識別している。まずは感染の予防・抑制を着実に行い、公衆の健康を脅かす問題を解決している。このことを着実に解決してこそ、経済と社会生活を回復させるチャンスと能力を得られる。またその場合でも、段階を踏んで一歩ずつ進めていかねばならない」との見解を示しました。

アホンシー博士はさらに、「世界は、新型コロナウイルス感染症などの公衆衛生の危機及びそれに伴って生じた様々な課題に対応する準備ができていない。この『危機』には正しい態度で対応しなければならない。『危機』という中国語の単語には感心している。論理と哲理を内包する言葉だからだ。国際社会が新型コロナウイルス感染症を通じて短所を真に補い、よりよい未来を切り開くチャンスを見出すことを期待する」と強調しました。

アホンシー博士は今年6月26日から国連の中国駐在調整員代行を務めています。2017年から今年6月までは国連人口基金の中国駐在代表を務めていました。(玉華、鈴木)

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