カルフールフランス人“元”店長、奇妙な抗議活動で注目される―陝西省西安市

Record China    2007年5月29日(火) 7時35分

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「申し訳ありませんが、今のところ何もお話しできることはありません。みなさまのお気遣いに感謝いたします」と書かれた大きなかばんを持って抗議活動をするフランス人店長。彼の主張の真相とは?

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2007年5月28日。「我々はこの店長を解雇したわけではない」と、昨日スーパー“カルフール”は公式に発表した。先週末、カルフール西安店のフランス人店長が、“従業員の権益のために”という名目である奇妙な活動を続けており、注目されていた。

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身長が2メートル近くあるこの人は、“従業員の権益のために抗議する”と書かれた大きなかばんを持ち、自身が店長をつとめる“カルフール西安店”前の広場を、4日間連続、一言も発せず行ったり来たりをくりかえす、という奇妙な活動を続けていた。この奇妙な活動について本人は口を閉ざして何も語らないため様々な憶測がなされているが、彼はカルフールで働く中国人従業員が残業手当を受けていないことについて抗議している、などの意見もあり、彼に対する人々の見方はいたって好意的だ。***

しかし、カルフール関係者によれば、この人は2007年4月いっぱいでカルフール西安店店長の職を解かれていた。この人事は、会社の正式な規定に基づくもので決して不当な扱いではない、と関係者は強調する。カルフールの会社規定には、海外での勤務は最短3年、最長でも6年と定められており、この“元”店長は規定の6年が過ぎたため、会社側からそうした人事異動を通告されていた。

この件について、カルフール側は、このような形で世間の注目を浴びていることに困惑しながらも、今回の人事は会社の規定に基づいた正当なものであるので、本人の理解と同意を得られるよう努めたい、としている。(翻訳/編集・BA)

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