「2020中国国際サービス貿易交易会」で見るブラックテクノロジー―中国メディア

環球網    2020年9月9日(水) 5時50分

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今年の中国国際サービス貿易交易会はオンラインとオフラインを活用した大型展示会となり、様々なブラックテクノロジーが体験できる。

「中国国際服務(サービス)貿易交易会」、略して「服貿会」として知られるサービス業に特化した国際展示会が4~9日に北京・国家会議センターで開催される。今年はオンラインとオフラインを活用した大型展示会となり、様々なブラックテクノロジーが体験できる。新華網が伝えた。

最近中国ではゴミの分別が進んでおり、多くの人はゴミの種類を覚えられないことで困っている。ABBグループと華為技術(ファーウェイ)が共同開発したAIゴミ分類ステーションは人目を引いた。ダブルアーム型のロボットがペットボトル、缶、紙コップ、パンなどを取り分けて巧みに分別し、正しくゴミ箱に入れていた。

ABBグループのエンジニア・崔恒峰氏の紹介によると、このシステム全体の正確な運行はエッジコンピューティング、クラウドコンピューティング、ロボティック・プロセス・オートメーションなどの新技術の総合運用によって実現した。訓練を受けたロボットはゴミを正しく分別し、その正確率は98%以上にも及ぶ。

サービス貿易のデジタル化に応じ、インターネットとビッグデータなどの技術を融合・発展させ、今回の服貿会では多くの企業がインテリジェント化したブラックテクノロジーの実用ケースを披露した。スクリーンの前に立ち、手を宙で動かすだけで試着のイメージが見える、散乱したパズルの中から必要なパーツを選び、予定の図を作る、5G技術と3Dレンダリングによって自分の3Dバーチャルキャラクターが数秒で作れるなど、実に様々なシチュエーションでブラックテクノロジーが体験できる。

今回の取材で多くの展覧ブースが来場者と交流できるイベントを用意していることが分かった。クラウドコンピューティング、ビッグデータ、人工知能(AI)など、聞くだけで実生活とあまりにも離れているような専門用語だが、服貿会で日常生活・生産と関わる応用を体験し、テクノロジーがもたらした利便性と楽しさがさらに身をもって実感できるだろう。(提供/環球網・編集/孫ソウ)

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