中国ファーウェイ、IFA2020最大の出展社に―仏メディア

Record China    2020年9月7日(月) 9時0分

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6日、仏RFIの中国語版サイトは、ドイツ・ベルリンで3日に開幕した世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスイベントのIFAで、中国の通信機器大手、ファーウェイが最大の出展社となったと伝えた。

2020年9月6日、仏RFIの中国語版サイトは、ドイツ・ベルリンで3日に開幕した世界最大級のコンシューマーエレクトロニクスイベントのIFAで、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)が最大の出展社となったと伝えた。

記事は、南ドイツ新聞の報道を基に、「今年のIFAは、新型コロナウイルスの影響で、出展ブースは寂しく、来場者も少ない」と紹介。多くのメーカーが出展を見合わせたためで、ファーウェイも出展スペースを例年より大幅に縮小したものの、それでも他のメーカーと比べると最大の出展社だったと伝えた。

独ハンブルガー・アーベントブラットの報道によると、今年のIFAには、サムスンやソニー、レノボ、フィリップスなど通信機器大手の多くが参加しておらず、規模はかなり縮小しているという。

記事は、「そうした中でファーウェイはひときわ際立っている」と紹介。ファーウェイのドイツ事業責任者のWilliam Tian氏が、「われわれにとって、IFAはこれまでも重要であり、今年も重要だ。20年の状況はこれまでと違うことは承知しているが、われわれには今年も話すべき話題がある」と述べたことを伝えた。

ファーウェイはIFAで5Gやネットワーク設備に関する講演を行い、新製品を発表した。これには、最新型のノートパソコンやスピーカー、すでに発売開始しているタブレットのMatePad Proなどが含まれ、折り畳みスマホのMate Xsも紹介されたと伝えた。

記事は、「ファーウェイは挑戦に満ちた状況に置かれている」と指摘。スマートフォンやタブレットでグーグルサービスの提供を禁止されているためで、これに対応してファーウェイはこの数カ月、独自のアプリストアであるAppGalleryを安定して開拓していると紹介した。

記事によると、William Tian氏は、「ドイツで最も重要とされる100のアプリのうちの64がAPP galleryの中に含まれており、検索機能を利用すればさらに多くのアプリを見つけることができる」と述べている。

ファーウェイは今年第2四半期に、スマートフォンの出荷台数でサムスンを超えて世界1位となったが、ドイツではサムスンとアップルを超えることができていない。William Tian氏は、「ファーウェイは今の位置を保つだけでなく、さらに改善していく」と意気込みを語った。(翻訳・編集/山中)

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