2014年2月13日、大型時代劇ドラマ「武則天」のメディア発表会が江蘇省で行われ、主演のファン・ビンビン（范冰冰）やチャン・チュンニン（張鈞●＝ウ冠に「心」と「用」）らが唐朝時代の衣装姿で登場した。網易娯楽網が伝えた。

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希代の悪女として歴史上に名を残す、唐朝の女帝・武則天（則天武后）を描く時代劇ドラマ。ファン・ビンビンが武則天を演じ、さらにドラマのプロデューサーも担当している。このほか、台湾の女優チャン・チュンニン、映画「レッドクリフ」のチャン・フォンイー（張豊毅）、「李小龍（ブルース・リー）マイブラザー」のアーリフ・リー（李治廷）らが出演。13日に行われたメディア発表会では、キャスト全員が華やかな衣装姿で登場した。

武則天の物語は、さかのぼれば1930年代から繰り返し映像化されている。リウ・シャオチン（劉暁慶）やスーチン・ガオワー (斯琴高娃)といった大女優たちが、それぞれの武則天を演じ好評を博してきた。後宮入りする以前の14歳から82歳までを演じるファン・ビンビンだが、「今までの武則天と比べ、いち押しできる点は？」と聞かれると、「私が演じること」と堂々の回答。自信に満ちた武則天さながらの答えで、取材陣を湧かせていた。

製作費は3億元（約51億円）が投じられ、これまでの武則天作品の中ではダントツの最高額となる。胸元もあらわにした唐朝の衣装姿で登場した女優陣だが、この日の気温は氷点下の寒さ。寒さに耐えかねたチャン・チュンニンは、「昔の女性は大変すぎる。雪が降る日でも、胸も背中も丸見えの着物だなんて」とこぼしていた。（翻訳・編集/Mathilda）