四川省交通投資集団は2日、九寨黄龍空港のメイン施設が完成したと発表しました。これは四川省で成都双流国際空港に継ぐ2番目となる空港です。年内に、中国政府が発給した有効査証（ビザ）を持つ外国人観光客は、成都を経由することなく直行便で九寨黄龍空港から中国入りすることができるようになります。

観光客により良く便利なサービスを提供し、海外からの観光を拡大するため、九寨黄龍空港建設プロジェクトは、4月に着工しました。メイン施設の建設工事完了後、9月に検収を終え、年内に運営開始を予定しています。

新空港のターミナルは面積が6418平方メートルで、年間6万5000人の利用客数に対応できます。運営開始後、九寨溝と黄龍景勝地といった国際観光地としての魅力を高めると同時に、海外観光客にも便利なサービスを提供できるとされています。（提供/CRI）