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2007年5月26日、衛生部の発表によると、人民解放軍のある部隊に所属する19歳の男性が高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染したことを確認した。写真は鳥と接触の多い市場の様子。
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2007年5月26日、衛生部の発表によると、人民解放軍のある部隊に所属する19歳の男性が高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染したことを確認し、WHO(世界保健機関)や近隣諸国に通報した。男性は5月9日に発熱や咳などが現れ、肺炎のような症状を起こした。14日に部隊の病院にかかり、現在入院治療中。
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18日に当地の疾病予防センターが患者の気管分泌物を調べた結果、H5N1核酸に対する陽性反応が出た。23日にはさらに痰や胸腔液、血清を調べ、鳥インフルエンザの感染例であることを確定した。***
現在、部隊と衛生部が協力し、感染拡大を食い止める態勢を整えた。接触のあった人への観察も続けているが、今のところ症状が現れている人はいないということだ。(翻訳・編集/WF)