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韓国各紙、「安倍継承」の菅官房長官に警戒感も=首相交代で「日韓関係の好転期待できない」

配信日時:2020年9月4日(金) 18時40分
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次期首相に菅官房長官が確実視される中、韓国各紙は「日韓関係の好転は期待できない」で一致。菅氏に警戒感も示した。写真は菅官房長官(出典:内閣府 https://www.kantei.go.jp/)。

安倍晋三首相の電撃辞任に伴う後継首班に菅義偉官房長官が確実視される中、韓国各紙は「首相交代による日韓関係の好転は期待できない」との見方で一致している。日本国内に嫌韓意識が高まっているためで、「安倍継承」を前面に掲げる菅氏には警戒感も示した。

聯合ニュースなどによると、韓国の康京和外相は8月31日の国会外交統一委員会で、日本の新内閣発足後の両国関係の改善を期待しているかどうかについて、「事案が非常に難しい」と指摘。希望的な見通しを示すことには「慎重になる必要がある」と答弁した。

両国関係が悪化した要因として康外相は、韓国大法院(最高裁)が日本企業に強制徴用被害者への賠償を命じた判決や日本の対韓輸出規制などを取り上げ、「(関係改善への)期待を持つことはできるが、実質的には現実的な展望をしなければならない」と述べた。

その背景として中央日報は「日本国民に『韓国は約束を守らない国』『反日で日本を困らせる国』という嫌韓意識が広まっていて、政治指導者がこれに逆らうことは難しい」と言及。「韓国が画期的な提案をするか、以前より柔軟な交渉姿勢を見せないなら、韓日関係の好転を期待することはできない」と言い切った。

菅官房長官に対韓姿勢について、同紙は「7年8カ月間、安倍氏と同苦同楽した事情を考慮すると、基本的姿勢に変化はないだろう」と分析。「日本の首相交代が韓日関係を急進展させるのではないかと期待するのは行き過ぎだ。日本の政治変化は新しい流れをつくる契機になることはできても、共に手を携えていくことは難しいだろう」と断じた。

朝鮮日報は「安倍首相が辞任後も背後から『上王』のように人事や政策を左右できるよう、菅氏を選択したとも考えられる」と報道。「菅氏が内政はもちろん、外交・安全保障、経済、社会などさまざまな分野において、安倍政権の政策を否定あるいは脱却することは事実上不可能との指摘が非常に多い」と述べて「アベス政権」と皮肉り、日本の韓国に対する強硬姿勢は変わらないとみている。

ハンギョレ新聞は「菅官房長官は安倍首相が2013年12月、靖国神社参拝を決行する際、これを最後まで反対するなど、歴史観においては安倍首相とは異なる側面もある」としながらも、「14年1月には(伊藤博文を暗殺した)安重根を『テロリスト』と呼び、大きな波紋を投げ掛けた」と紹介。朝鮮日報も同様に「テロリスト発言」を取り上げた。(編集/日向)

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