中国の対台湾機関トップが南京大虐殺紀念館を訪問、台湾に対日共闘を呼び掛け―中国

Record China    2014年2月13日(木) 19時57分

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12日、中国国務院台湾事務弁公室の張志軍主任が南京大虐殺紀念館を訪れ、台湾に向けて「同じ中華民族として右傾化する日本に対しノーと言おう!」と呼び掛けた。

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2014年2月12日、中国国務院台湾事務弁公室の張志軍(ジャン・ジージュン)主任は南京大虐殺紀念館を訪れ、「両岸(中台)の同胞は栄光と恥辱を共にする共同体であり、日本の右翼勢力による挑発行為に対して断固たる態度で反撃しなければならない」と語った。新華社が伝えた。

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張主任は「南京大虐殺はすべての中国人にとって永遠の苦痛だ」とし、当時の中国は弱く、日本軍国主義の侵略によって国は乱れ、多くの同胞が犠牲になったが、民族が一致団結し、多大な犠牲を払いながらついに偉大な勝利を勝ち取り、台湾は50年に及ぶ日本の植民統治から回復されたと話した。また、両岸の同胞は同じ「炎黄子孫」(中国人の尊称)として、歴史を覆そうとする日本の右翼勢力に対して「ノーと言おう!」と呼び掛けた。張主任はまた、両岸には行き違いが残っているものの、それは民族の根本的な利益の前にはささいなことにすぎないと指摘した。

南京を訪問したのは台湾行政院(政府)大陸委員会の王郁●(ワン・ユーチー、●は王偏に奇)主任委員と会談するためで、両岸関係について意見交換を行い、多くの面でコンセンサスが得られたという。(翻訳・編集/岡田)

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