転覆船から流出したドリアン拾って食べた住民ら腸炎ビブリオ食中毒―中国・広西

Record China    2020年9月4日(金) 0時0分

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中国広西チワン族自治区防城港市で先月26日、転覆した貨物船から流出し海上を漂うドリアンを拾い集めて食べた住民らに、腹痛や下痢、嘔吐(おうと)など食中毒とみられる症状が現れた。

中国のニュースサイトの澎湃新聞によると、中国広西チワン族自治区防城港市で先月26日、転覆した貨物船から流出し海上を漂うドリアンを拾い集めて食べた住民らに、腹痛や下痢、嘔吐(おうと)など食中毒とみられる症状が現れた。

防城港市に位置する県級市の東興市当局によると、同27日午前10時時点で、ドリアンを食べた後、医療機関に体調不良を訴えた人は延べ523人に上り、うち101人に腹痛や下痢、嘔吐などの症状があった。

同自治区の疾病予防コントロールセンターは1日、疫学や食品衛生学の専門家らによる調査や実験室での検査などにより、腸炎ビブリオによる食中毒であることが判明したと発表した。(翻訳・編集/柳川)

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