2012年に月面探索!月基地建設の予定も明かす―北京市

Record China    2007年5月28日(月) 10時26分

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2007年5月27日、北京市王府井の新華書店で、中国月面探索プロジェクトの主席研究者・王陽自遠氏の講演会が開かれ、2012年にも月面探索車を月に送り込む計画を明らかにした。写真は2006年に公開された月面探索車の模型。

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2007年5月27日、北京市王府井の新華書店で、中国月面探索プロジェクトの主席研究者・王陽自遠(ワンヤン・ズーユエン)氏の講演会が開かれた。

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現在、中国の月観測衛星「嫦娥一号」の探索システム、打ち上げロケットのシステムはすでに完成、今年後半の打ち上げを待っている状態だという。これらのシステムは全て中国独自の開発によるもので、全ての技術が純国産だと語った。「嫦娥一号」の月面での任務は幅広く、月面の立体映像撮影・月の土壌の分析・月環境の把握などがあげられている。***

「嫦娥一号」による月探索プロジェクトは中国の月研究プロジェクトの第一弾。続いて2012年には第2弾に当たる月面探索車による月地表探索が計画中だという。探索車は月時間の3日、地球時間に換算して3か月活動を続け、地球へと帰還する予定。月への到達・着陸・帰還の3つの難題が待ち受けているという。第2弾が成功した暁には、第3弾の月基地建設という目標が見えてくると、王陽氏は語った。(翻訳・編集/KT)

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