習近平国家主席がインドネシア大統領、モロッコ国王と電話会談―中国メディア

人民網日本語版    2020年9月1日(火) 15時0分

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中国の習近平国家主席は8月31日夜、インドネシアのジョコ大統領、モロッコのモハメッド6世国王とそれぞれ電話会談を行った。写真は北京の核酸検査。

中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は8月31日夜、インドネシアのジョコ大統領、モロッコのモハメッド6世国王とそれぞれ電話会談を行った。新華社が伝えた。

ジョコ大統領との会談で習主席は「新型コロナウイルス感染症が長期化し、防疫が常態化する中で経済回復・成長を後押しすることは、各国が共に抱える重大な課題だ。中国は引き続き改革を深め、対外開放の水準を包括的に高め、国内と国際の両循環が相互促進する新たな発展構造の形成を推進していく。これは世界各国にさらに広大な市場機会を提供する。今年上半期に中国の対インドネシア投資とインドネシアの対中輸出はいずれも逆風の中で増加した。これは両国協力の厚い基盤と力強い勢いを十分に証明するものだ。中国側はインドネシア側と、『一帯一路』共同建設イニシアティブと『グローバルな海洋軸(GMA)』構想を深く連携させ、ジャカルタ―バンドン高速鉄道や地域総合経済回廊など重点プロジェクトをしっかりと実施し、人的往来の『高速レーン』を十分に活用して、両国の企業活動再開を加速したい」と述べた。

モハメッド6世国王との会談で習主席は「中国とモロッコには厚い伝統的友情がある。両国は一貫して相互に理解し合い、信頼し合い、互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で断固として支持し合ってきた。中国側は実力ある中国企業にモロッコでの投資及び事業展開を促しており、モロッコ側と『一帯一路』共同建設及び中国ーアフリカ協力フォーラム、中国ーアラブ諸国協力フォーラムなどの枠組みで各分野の協力を着実に推進し、ポストコロナ時代の人的・文化的交流及び協力の新たなビジョンを計画し、両国の戦略的パートナーシップが新しい大きな成果を上げる後押しをしたい」と表明した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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