台湾の伝統市場“東門市場”の現在の様子

フライメディア    2020年9月1日(火) 23時40分

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台湾では、いつ来るか分からない第2波に怯えつつも、このままでは経済が持たないと、各地で経済復興の為のキャンペーン、イベントが開催されている。

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コロナウィルスの世界で第2波、第3波と立て続けに猛威を振るい、各国の経済活動に多大なる影響を与えている。コロナを押さえ込んだとされている台湾でも感染者や死亡者数は他の国と比べると少ないが、経済的な打撃は同じように大きい。

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いつ来るか分からない第2波に怯えつつも、このままでは経済が持たないと、各地で経済復興の為のキャンペーン、イベントが開催されている。もともと海外旅行や輸入商品が大好きな台湾人だが、昨今のイベントは台湾の良さを再確認し、台湾産の商品を購入し経済を盛り上げようという趣旨のイベントが多い。

家楽福をはじめとする大型スーパーや商業施設では客にマスクの着用を義務づける店舗が再び増え始めたようだ。マスクを着用していなければたとえ客でも門前払いとなる。

一時期終息ムードが漂った台湾ではあるが、まだまだ不安を完全に払拭する事はできていない状況だ。

今日までコロナ禍における夜市やスーパーなどの状況をレポートしてきたが、台湾の伝統的な市場の様子をまだお伝えしていなかった。そこで今回はコロナ前には観光客にも非常に人気のあった“東門市場”についてレポートしてみよう。

小籠包やマンゴーかき氷の名店のある永康街からも近く、地元の人々の生活を見る事ができるという事で日本人観光客にも非常に人気の市場である。訪れたのは平日の昼前であったが、人通りが少なくやはり少し寂しい印象だ。

バイクや車が多く走る大通りに面した店舗は地元客で賑わっていたが、あまり風通しのよくない内側はコロナ前と比べると客足はかなり減ってしまったようだ。何より海外からの観光客がゼロになった為、全体的に賑わいを失っていた。

日常生活にはなんら問題なく送れるようになった台湾ではあるが、まだどこにウィルスが潜んでいるか分からない現在、特に高齢者は外出を控えている傾向にある。このような伝統市場は年配者の利用がメインとなっている為、やはりかなりの打撃を受けているようだ。一刻も早いコロナの終息を願うばかりだ。(提供/フライメディア)

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