台湾発の甲子園ストーリー「KANO」がコミック化、熱い青春の野球映画―台湾

Record China    2014年2月10日(月) 23時30分

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9日、開催中の台北国際ブックフェアに映画「KANO」のマー・ジーシアン監督、プロデューサーのウェイ・ダーション監督が登場。コミック版をPRした。

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2014年2月9日、開催中の台北国際ブックフェアに映画「KANO」のマー・ジーシアン(馬志翔)監督、プロデューサーのウェイ・ダーション(魏徳聖)監督が登場。コミック版をPRした。NOWnewsが伝えた。

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台湾で今月28日から公開の映画「KANO」は、日本統治下の台湾から甲子園に出場した球児たちを描くもの。台湾の嘉義農林高校(現・嘉義大学)が1931年、甲子園大会(当時は「全国中等学校優勝野球大会」)に出場し、大会決勝まで快進撃した実話をもとに描いている。

製作総指揮を務めたのが、映画「海角七号/君想う、国境の南」や「セデック・バレ」で知られるウェイ・ダーション監督。メガホンを執ったマー・ジーシアン監督と一緒に、台北国際ブックフェアに登場し、コミック版「KANO」をPRした。

台湾原住民族の日本人への武装蜂起事件を描いた「セデック・バレ」については、もともとコミックを読んで感動したのがきっかけで、映画化の構想が生まれたと語るウェイ監督。このため、「KANO」のコミック化については、自身の強い希望だったと語っている。マー・ジーシアン監督は「セデック・バレ」で、セデック族の若き頭目を好演した人気俳優。彼を監督に起用した理由について、少年野球の経験があるマー監督に、野球への熱い感情を映画に注いでもらいたかったからと話している。

「KANO」にはチームを率いる近藤監督役の永瀬正敏、「ダムの父」と呼ばれる八田与一役の大沢たかおをはじめ、坂井真紀ら日本人キャストも出演。来月開催の第9回大阪アジアン映画祭で、日本でも初上映される。(翻訳・編集/Mathilda

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