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飛行機の中で新型コロナに感染する可能性はどれくらいあるのか―英科学誌

配信日時:2020年8月27日(木) 10時0分
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英科学誌ニュー・サイエンティスト(電子版)は21日、「飛行中にコロナウイルスに感染する可能性はどれくらいあるのか」とする記事を掲載した。

英科学誌ニュー・サイエンティスト(電子版)は21日、「飛行中にコロナウイルスに感染する可能性はどれくらいあるのか」とする記事を掲載した。中国のニュースサイト、参考消息網が25日、その内容を要約して次のように伝えている。

新型コロナウイルスが依然として流行する中で飛行機に搭乗するのは安全か。それはあなたがどこにいるかによる。確固たる証拠は少ないものの、飛行中にコロナウイルスに感染するリスクは比較的低いようだ。

英レスター大学のJulian Tang氏によると、飛行機は換気の悪いパブよりも安全だ。そこでは同様の密度の人々がマスクを着用せず、大声で話している。

もちろん、最も安全なのは旅行しないことだ。コロナウイルスの症状がある場合は、絶対に旅行してはいけない。

自分の車で出かけたり、自転車に乗ったりすると、感染している可能性のある人と接触するリスクは最小限になる。公共交通機関を使用する場合、感染するリスクは、まずは感染者が同じバス、電車、飛行機に乗っている確率によって、続いて感染者があなたに感染させる確率によって決まる。

例を挙げると、韓国旅行は米国旅行に比べて安全だ。韓国では1日当たり約22万5000人に1人が陽性と判定されるが、米国では約6500人に1人だ。

飛行機内で感染者の近くに座っている場合、ウイルスに感染する可能性はどれくらいあるのだろうか。断定はできないが、いくつかのケーススタディーが手掛かりを提供している。

ある研究によると、5時間のフライトで、乗客325人のうち11人が1人の男性によって感染させられた。乗客は搭乗前にスクリーニングを受けたが、男性は飛行中に発熱し、マスクを着用していなかった。

別の15時間のフライトでは、乗客350人のうち1人も感染しなかった。全員がマスクを着用していた。

多くの空港は搭乗前に乗客に対して検温する。航空会社はフライトとフライトの間に機内を消毒し、乗客にマスク着用を求める。機内は3~5分ごとに換気され、循環する空気はHEPAフィルターを通過するため、ウイルスを含むほとんどすべての飛沫が除去される。

Julian Tang氏によると、飛行機の換気システムは、乗客が吐き出す空気中の病原菌の全体的な濃度を下げるのに非常に効果的だ。主なリスクは、空気が交換される対面式の会話だ。

米マサチューセッツ工科大学のArnold Barnett氏によると、米国ではフライトが満員の場合、感染リスクは4000分の1程度と推定されている。真ん中の席が空の場合、リスクは8000分の1に下がる。英国の場合、リスクは4万分の1となる。ただしこれらは、多くの仮定に基づく大まかな見積もりにすぎない。

電車やバスでの移動については、換気システムが異なるため、状況は明らかではない。(翻訳・編集/柳川)

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