反日は終わり?旧正月に日本旅行を楽しんだ広州市民が激増―中国

Record China    2014年2月9日(日) 8時18分

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7日、旧正月連休に広州市民が訪れた人気の海外旅行先は、例年と同じく東南アジアだった。このほか予想外なことに、日本を訪れた広州市民の数が大幅に増加した。写真は旭山動物園。

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2014年2月7日、中国新聞社によると、中国の旧正月連休が6日、幕を閉じたが、広州の旅行大手各社によると、広州市民が連休中に訪れた人気の海外旅行先は、例年と同じく東南アジアだった。このほか予想外なことに、日本を訪れた広州市民の数が大幅に増加、ある旅行社では訪日観光客数が前年同期比で4倍になった。

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旧正月の連休期間(1月31日〜2月6日)中、広州エリアの大手旅行社「広之旅」が扱ったアウトバウンド(中国から海外に出る)観光客数は8万人を上回り、前年同期比約2割増えた。また、老舗旅行社「南湖国旅」が取り扱ったアウトバウンド観光客数は前年同期とほぼ同じレベルだったが、このうち、米国、カナダ、オーストラリアなど遠方に出かけた市民は同3割以上増加した。

広州の複数の旅行社によると、海外に出た広州市民のうち、東南アジアの島々を訪れた人が全体の4分の1を占め、市民の人気旅行先トップを維持、「揺るがぬ王座」の貫録を示した。

このほか、訪日旅行は長い間落ち込んでいたが、連休中は広州からの観光客増加幅が最大になり、「ダークホース」となった。南湖国際旅行社が取り扱った訪日観光客数は前年同期比で約4倍となり、昨年の約200人から今年は800人に伸びた。

「広之旅」が取り扱った訪日観光客数は前年同期比180%増の2000人に達し、同社の旧正月の海外旅行先の増加幅トップとなった。同社は広州と北海道を結ぶ直行チャーター便18便を手配、海外観光用チャーター便数は前年同期比倍増した。

広州の観光業関係者は「不安定な日中関係や福島原発事故の影響で、ここ数年、日本を訪れる広州市民の数は激減していた。しかし、円安・人民元高、人民元の購買力向上、さらには氷雪を売り物とした日本の冬旅行の魅力の影響で、旧正月連休中に日本を訪れる広州市民の激増という現象がもたらされた」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)

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