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安倍氏はなぜこれほど長い間日本の首相で居続けられるのか―中国メディア

配信日時:2020年8月25日(火) 22時0分
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24日、斉魯晩報は、「国内外で必ずしも好かれていない安倍首相が、これほど長く首相を務められている理由」について考察した記事を掲載した。

2020年8月24日、斉魯晩報は、「国内外で必ずしも好かれていない安倍首相が、これほど長く首相を務められている理由」について考察した記事を掲載した。以下はその概要。

24日に安倍晋三首相の連続在任日数が2799日に達し、佐藤栄作氏を抜いて歴代最長となった。

しかし、中国人は安倍首相に「右翼的だ」というネガティブなイメージを持っている。実は本物の日本の右翼にも決して好かれているわけではない。さらには米国や自民党内、そして日本の世論にも安倍首相を好まない人が多く存在する。

それなのに史上最長の連続在任期間を更新できたのはなぜか。日本の首相は経済、政党内調整、外交という「三つの卵」をうまく操る必要があり、一つでも割ってしまえば退陣を余儀なくされる。実際、安倍首相が2度目の政権を得た当初は対米、対中、経済、内政といずれも危機に瀕しており、長続きしないだろうと見られていたのだ。

しかし、今振り返ってみると安倍首相の高尚な手腕には敬服せざるを得ない。安倍首相は長期的な日本の安定、政権の安定のためには米国人に頼らざるを得ないと認識し、就任1カ月足らずで訪米して民主党時代に入った日米間の亀裂を修復しにかかった。

米国との関係が落ち着いたところで、今度は経済問題に着手した。1ドル=87円の円高状態から115円まで戻したほか、日本の製造業に活力を取り戻させ、東南アジアやインドの新興市場を開拓させた。

経済が安定すると、自民党内の改革に乗り出した。党内の選挙制度や総裁任期の変更で党内部の管理体制を強化し、2016年には「安倍一強」と呼ばれる局面を作るに至った。かくして日本の首相が守るべき「三つの卵」を安倍首相はすべて安定させることに成功したのだ。

さらに、「三つの卵」が安定すると今度は対中関係の改善に目標を移した。日中間の経済交流で外交の扉をこじ開け、日中関係は17年以降に急速に雪解けしていった。これにより安倍首相は対中関係という「第4の卵」も安定させることに成功し、それまで毎年首相が交代する状況を終わらせて長期的に安定した政権運営を実現したのである。(翻訳・編集/川尻

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