暴力小学校教師が児童をムチ打ち―海南省海口市

Record China    2007年5月27日(日) 5時55分

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2007年5月25日、海南省海口市にある小学校に通う10歳の男子児童が、担任教師手製のムチでたたかれて怪我をしたため登校拒否になったとの通報があり、現地へ取材にむかった。

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2007年5月25日、10歳の息子が学校で担任教師にムチでたたかれ怪我をし、これが原因で登校拒否になったとの父親からの通報があった。

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問題の小学校は海南省海口市坡博村の春風小学校。通報者は蔡(ツァイ)さんである。***

学校から戻りシャワーを浴びている息子の背中に、痛々しい傷があるのに驚いた蔡さん。息子に尋ねるが、ただ「学校に行きたくない。」というばかり。しつこく問い詰めると息子はようやく、学校で担任の先生にムチでたたかれたことを両親に打ち明けた。

実は昨年4月にも、息子は同じ教師からムチでたたかれ、背中に怪我をした。当時、校長と教師は謝罪し、2度と体罰はおこなわないと誓ったという。

それなのにまた怪我をさせられ怒り心頭の蔡さん、今度はメディアに通報したというわけだ。学校長と担任教師は記者の取材に対し「今回の事件について深く反省し、今後2度とこのような事件はおこさない。」と誓ったが…。ちなみに、担任教師が使用したムチとは、ビニールを巻いた針金で作ったものだった。(翻訳・編集/本郷智子)

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