日本、特攻隊員の遺品「知覧からの手紙」を世界記憶遺産に申請―中国メディア

Record China    2014年2月5日(水) 10時24分

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4日、鹿児島県南九州市は、運営する知覧特攻平和会館が所蔵する特攻隊員の遺書や手紙などを世界記憶遺産に登録するため、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に申請書を発送した。写真は靖国神社。

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2014年2月4日、鹿児島県南九州市は、運営する知覧特攻平和会館が所蔵する特攻隊員の遺書や手紙などを世界記憶遺産に登録するため、ユネスコ(国連教育科学文化機関)に申請書を発送した。中国新聞網が伝えた。

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霜出勘平市長によると、申請するのは、所蔵品のうち特攻隊員本人が書いたことなどが確認された遺書や絶筆、手紙、日記、寄せ書きなど計333点。「知覧からの手紙」と名付け、来年の登録を目指し、申請手続きが行われた。

大日本帝国海軍は太平洋戦争末期の局面打開のため、隊員の生還手段を取らない組織的な特攻を行う「神風特別攻撃隊」を編成した。知覧はその出撃基地として知られ、知覧特攻平和会館には隊員の写真や手紙など資料1万4000点が保管されている。

世界各地に伝わる貴重な文書などの保護を進めるユネスコの「記憶遺産」には、フランスの「人権宣言」、オランダの「アンネの日記」など299点が登録されている。

記事では、「日本と同様に第2次世界大戦の敗戦国であるドイツが登録した記憶遺産はすべて、科学・文化・芸術に関するもの。第2次世界大戦関連は1件もない」と指摘した。(翻訳・編集/NY)

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