北京五輪が開催危機?メイン会場建設業者が倒産か

Record China    2007年5月26日(土) 13時12分

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2007年5月24日、来年の北京五輪メイン会場「鳥の巣」の部分工事請負業者の親会社にあたるドイツのカバーテックス社が破産手続きを始めたと中国で報道され、大きな波紋を呼んでいる。写真は建設中のメイン会場「鳥の巣」。

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2007年5月24日、来年の北京五輪メイン会場「鳥の巣」の屋根部分の請負業者である、カバーテックス上海有限会社の親会社にあたるドイツのカバーテックス社が破産手続きを始めたと中国で報道され、大きな波紋を呼んでいる。

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カバーテックス上海有限会社は取材に答え、親会社の資金繰りに問題があり、法的手続きを開始したことを認めた。しかし多くの企業がカバーテックス社への資金供与を申し出ており、またドイツのカバーテックス社とカバーテックス上海有限会社とは別法人で財務的に独立していることから、五輪会場の建設には大きな支障はないと話している。***

ドイツのカバーテックス社は新素材を大胆に使った意欲的なデザインで知られ、近年急速に業績を伸ばしてきた。しかし北京五輪会場の度重なる工事の遅延が同社の資金繰りに多大な負担を与えたと見られている。(翻訳・編集/KT)

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