米NBCは8月7日、許可を得て武漢ウイルス研究所に入り、実験室の中を5時間ほど取材し、同所の王延軼所長にインタビューしました。

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王所長はインタビューで、「世界的な感染拡大に対応する過程で武漢のウイルス研究は重要な進展を遂げた。例えば、私たちは新型コロナウイルスのゲノム配列を最も早く発見しそれを世界にシェアしたチームの一つだ。また最も早くSARS-CoV-2ウイルスの不活化ワクチンを開発した。しかし、不幸なことに、ウイルスの起源について私たちはスケープゴートにされた」と述べました。

「トランプ大統領はあなたに謝るべきだと思うか」とするNBC記者からの質問について、王所長は「事実はすなわち、武漢ウイルス研究所は新型コロナウイルスの起源とは何の関係もないということだ。誰が謝るかどうかに関係なく、この事実を変えることはできない」と述べました。

王所長はまた、同研究所に勤める科学者らに新型コロナの感染者がいないことを明らかにし、政治的要因が新型コロナの起源を探る活動に影響を与えるべきでないと強調しました。

NBC記者は、5時間にわたる取材の中で、武漢ウイルス研究所のP4実験室を見学し、同所の科学者らと交流しました。（提供/CRI）