日本の食品ロス、根本的な原因はズバリこれ!―中国サイト

Record China    2020年8月12日(水) 9時20分

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中国・騰訊網に10日、日本の食品ロスには根本的な原因があると指摘する記事が掲載された。写真はリンゴ。

中国・騰訊網に10日、日本の食品ロスには根本的な原因があると指摘する記事が掲載された。以下はその概要。

収入や生活レベルの向上に伴い、われわれの身の回りの浪費現象も増加している。「質素」で知られる日本も食品ロスが最も深刻な国の一つで、その規模は年間640万トンを超える。米国の規模には遠く及ばないが、資源の少ない日本にとって「ささいなこと」と呼べないだろう。

日本の食品ロスの原因はわれわれのそれとは違い、「農作物などの出荷前に行う選別が厳しすぎる」「日本人の食の安全と味の追求」の二つに集中している。日本人の浪費の多くは食卓の上ではなく、消費される前に起きているのだ。

日本人の食べ物に対する要求は極めて高い。味がどうであれ見栄えが良くなければならず、それ以外にも食用に最も適した時期が過ぎてしまうと通常は捨てられてしまう。その時期を追求するため、日本人は「賞味期限」という言葉を生み出した。中国の「保質期」は日本語の「消費期限」に当たる。「消費期限を過ぎた」とは「もう食べられない」を意味するが、「賞味期限」は「この期限内はおいしい」を示す。賞味期限を過ぎると食べることはできるが、最もおいしい時期ではないのだ。

多くの日本人は「賞味期限」を過ぎた食品を全て捨ててしまう。これこそが、日本人による浪費の最も根本的な原因なのだ。(翻訳・編集/野谷

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