人民網日本語版 2020年8月11日(火) 0時50分
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上海緊急科学技術難関突破プロジェクト「上海移動式臨時PCR検査室」が7日、浦東国際空港で運用をスタートした。
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面積30平方メートルにも満たない、非常に小さな移動可能なコンテナルームの中で、1日あたり少なくとも200件のPCR検査を実施可能にする上海緊急科学技術難関突破プロジェクト「上海移動式臨時PCR検査室」が7日、浦東国際空港で運用をスタートした。
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これは、中国初の標準コンテナサイズの「p2+移動型」PCR検査室だ。運用開始後、浦東空港内のどこにでも駆けつけ、検査を行うことができる。市街地の検査室に検体を運んでいた従来のやり方より、検査結果が出るまでの時間が約2時間短縮される。
検査室は、標準コンテナと同じくらいの大きさで、トラック・貨物船・鉄道車両などさまざまな輸送方法で運搬が可能。内部は、試薬準備室、検体処理室、PCR検査室という3つの独立したスペースに分かれており、強化型バイオセーフティー2級検査室の基準をクリアしている。
この移動式PCR検査室の建設に関わった太平コンテナ公司の徐進永(シュー・ジンヨン)総経理は、「この検査室は、人の流れ、空気の流れ、物の流れの一方通行の移動を実現したのと同時に、5Gおよび『モノのインターネット」技術を導入することで、ワンクリック・ヘルプが実現し、職員の安全が最大限保障される」と紹介した。
現在、この検査室について、より多くの応用シーンを模索中という。徐総経理は、「東南アジア諸国やアフリカ諸国と個別の協議が進んでおり、国際市場への進出を予定している」と話した。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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