2020年8月8日、中国メディアの新浪新聞は、SNS微博（ウェイボー）で、自宅近くの井戸にはまって抜けなくなった男性について伝えた。

記事によると、河南省洛陽市伊川県で7日、体重約125キロの男性が自宅近くの井戸にはまり抜けなくなった。連絡を受けた消防が現場に急行。近隣住民らと協力してロープを使って男性を引っ張り出すことに成功した。男性は、ズボンが少し破けただけでけがなどはなかったという。

消防隊員によると、男性がはまった井戸はすでに枯れており、家族は井戸を埋めてしまおうと木切れなどを井戸の中に入れた。そして、中の密度を高めてぎゅうぎゅうにするため、男性に上から押し固めてもらおうとした。その際、中に入れた木材が折れて男性は井戸にはまってしまったという。

上半身裸の男性が井戸にすっぽりとはまって腕を組んでいる様子が映った動画を見たネットユーザーからは、「まるでアラジンのランプのようだ」との意見が寄せられ、多くの人の賛同を得ていた。また「アラジンの井戸だろう」「この姿勢は神」「これは笑える」などのコメントもあった。

ほかには、「両腕を組んでいる様子が非常に落ち着いている」「なんだか消防隊員が邪魔をしているような感じだ」「これは井の中の蛙の新たな定義」「井戸から人が生えてきたみたいだな」などの感想も寄せられていた。（翻訳・編集/山中）