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トランプ政権のWeChat禁止で、米国アプリSignalのダウンロード数急上昇―中国

配信日時:2020年8月9日(日) 23時0分
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トランプ米大統領がメッセージアプリ「WeChat」を提供する中国企業テンセントとの取引を禁止する大統領令に署名したことに関連し、中国で米国のアプリ「Signal」のダウンロード数が急上昇している。

米CNBCの8日付報道によると、トランプ米大統領が6日、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を提供する中国企業の字節跳動(バイトダンス)とメッセージアプリ「WeChat(微信、ウィーチャット)」を提供する中国企業の騰訊(テンセント)との取引を45日後から禁止する大統領令に署名したことに関連し、中国で米国の暗号化メッセージアプリ「Signal」のダウンロード数が急上昇しているという。

記事によると、中国政府はインターネット検閲・ブロックシステムの「グレート・ファイアウォール」を使用して国民が海外のほとんどのインターネットコンテンツにアクセスすることを制限しており、TwitterやFacebookなどは中国本土で禁止されている。

だがSignalは現時点で、グレート・ファイアウォールによってブロックされておらず、iPhoneの場合はApp Store経由で、Androidの場合はSignalのウェブサイトから直接ダウンロード可能だという。Signalの広報担当者、Jun Harada氏は、「信じられないかもしれないが、私たちは実際、中国で禁止されていない」と述べている。

Harada氏によると、Signalはユーザーデータを共有しないという方針のため、実際のダウンロード数を明らかにすることはできないが、中国でのダウンロード数は、トランプ氏が禁止を発表する数時間前から急上昇した。中国が香港で「国家安全法」を施行した際にも香港でダウンロード数が急上昇したといい、「こうしたことは、中国国内だけでなく海外の中国系市民の(Signalに対する)関心を高めるのに役立ったと思う」と述べている。

Signalは、ユーザーに関する情報をほとんど保存せず、メッセージはエンドツーエンド暗号化されているため、プライバシー専門家から高い評価を得ている。(翻訳・編集/柳川)

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