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北朝鮮の金委員長、「民心離反」を懸念?コロナと水害の二重苦に「戦争物資」まで放出

配信日時:2020年8月9日(日) 14時10分
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7日、韓国・中央日報によると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、自身の取り分である予備穀物と物資を放出し、大雨による被害を受けた住民の支援に乗り出した。写真は北朝鮮。

2020年8月7日、韓国・中央日報によると、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、自身の取り分である予備穀物と物資を放出し、大雨による被害を受けた住民の支援に乗り出した。記事は「新型コロナウイルス感染症に続き豪雨まで重なり、民心が不安定になるという懸念が出てきたことを受け、先手を打った形だ」と伝えている。

朝鮮中央通信は7日、金委員長が黄海北道・大青里(ファンへプクド・デチョンリ)の水害現場を直接訪問したことを伝え、「(金委員長は)自分の取り分である予備穀物と物資を放出し、被災者支援に使うよう指示した」と報道した。

北朝鮮大学院大学のヤン・ムジン教授は、「予備穀物を放出したり、軍隊を投入したりする措置を通じて、住民を想う指導者像を強調している」と分析した。北朝鮮では最近、朝鮮半島を襲った豪雨で住宅約730棟が浸水し、約180棟が倒壊したと伝えられている。

金委員長は今年に入って、民心を意識した行動に出ている。国連安全保障理事会の厳しい対北朝鮮制裁によって、前例のない経済難が続く中、新型コロナに水害までが重なり、1990年代半ばに多くの餓死者を生んだ「苦難の行軍」が再び起こるのではとの懸念が出ているためという。

記事は「今回、事実上、戦争備蓄用の予備物資まで放出することを決めたのは、金委員長が大きな危機意識を感じているからではとの見方が出ている」と伝えている。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、北朝鮮と同様に韓国も現在、豪雨被害とコロナの感染が重なった状況にあることから、「韓国も、コロナに水害にと苦しんでいる。韓国の指導者は何をやっている?」「北朝鮮のことには関心がない。自分たちが生活していくのにも大変なのに」などといった声が上がっている。

その他「北朝鮮には戦争物資があるの?」「金委員長は民心を恐れているんだなあ」「戦争物資を放出するのなら、韓国の支援は必要ないだろう」などといったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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