任天堂の「リングフィットアドベンチャー」すでに400万本売り上げ、中国版も発売へ―中国メディア

人民網日本語版    2020年8月9日(日) 15時20分

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中国で輸入ゲーム28種類がこのほどゲーム認可番号を取得し、うち1種類は任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」のゲーム「リングフィットアドベンチャー」だった。写真はニンテンドースイッチ。

中国国家新聞出版署の公式サイトによると、輸入ゲーム28種類がこのほどゲーム認可番号を取得し、このうち4種類はアプリゲーム、1種類は任天堂のゲーム機「ニンテンドースイッチ」のゲーム「リングフィットアドベンチャー」で、その他23種類はすべてスマホゲームだった。

認可番号の取得に成功すると、騰訊(テンセント)は6日夜に「リングフィットアドベンチャー」中国国内版の希望小売価格を499元(約7500円)とし、発売に向けて準備中だと発表した。発売日はまだ公表されていない。

任天堂は同日に2021年度第1四半期(1-3月)決算を発表した。「リングフィット」は昨年10月の発売以来400万本を売り上げ、任天堂によると、需要が予想を大幅に上回り、生産が需要に追いつかない状態が続いている。特に3月から5月までの期間には品不足で販売量が減少する状況さえ出現した。任天堂は、「このゲームの生産能力拡大に引き続き努力し、休日の出荷のニーズに応えたい」としている。

昨年12月のリリースから現在までの間に、騰訊とその他のゲーム企業は中国版スイッチのために10種類のゲームを導入し、これには輸入ゲーム4種類と中国国産ゲーム6種類が含まれる。騰訊のニンテンドースイッチ公式サイトによると、同社はほかに「マリオテニス エース」、「スーパーマリオパーティ」、「星のカービィ スターアライズ」、「ジャストダンス」などのゲームも導入する計画だ。審査にかかる時間を逆算すると、「リングフィット」は今年3月18日に上海市新聞出版局の許可を取り、それから5カ月近く後に国家新聞出版署の認可番号を取得したことになる。これ以外の任天堂の輸入ゲームも同じように認可番号取得には5カ月間近くかかるということだ。

今年3月に輸入ゲーム27種類が認可番号を取得し、それから4カ月間は新たに認可された輸入ゲームはなかった。今回28種類が認可され、これで今年に入って認可申請に成功した輸入ゲームは計55種類になった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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