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韓国のある高校の卒業写真が物議=「人種差別」との指摘にネットは賛否両論

配信日時:2020年8月8日(土) 20時0分
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6日、韓国・朝鮮日報は、韓国のある高校の卒業写真が「人種差別」と問題になっていると報じた。写真は問題の卒業写真。

2020年8月6日、韓国朝鮮日報は、韓国のある高校の卒業写真が「人種差別」と問題になっていると報じた。

ある高校とは、ユニークな卒業写真の元祖とも言えるソウル近郊の京畿道(キョンギド)議政府(ウィジョンブ)高校だ。記事によると、議政府高校の学生自治会は今月3日、フェイスブックに「2020年議政府高校卒業写真集」を掲載した。中でも話題になった卒業写真は、最近SNSで人気を集めた「棺桶ダンサーズ」のパロディー写真だった。

「棺桶ダンサーズ」は、アフリカ・ガーナの葬式で、棺桶を担ぐ男性らがダンスをしながら運ぶ動画に由来する。韓国では、アイドルグループBTSの名前をとって「棺桶少年団」と名付け、インターネット・ミーム(ネットを通じて伝わる流行ダンス)にまでなったという。

掲載されている写真を見ると、同校の3年生5人は、動画の服装、表情、肌の色までそっくり模倣していることが分かる。

この写真が公開されるや、ネット上では「今年もなかなか面白い」という声が多く上がる中、一部から「ブラックフェイス」(blackface)として、人種差別ではないかという問題が持ち上がった。また、韓国の芸能界で活動するガーナ出身のサム・オチュリも声を上げ、さらなる波紋を呼ぶことに。オチュリは自身のインスタグラムに当該写真を掲載し、「2020年にこのようなことを見ると残念で悲しい。私たち黒人の立場からすると、非常に不快な行動。やめてほしい」と訴えたという。

これを受け、韓国のネット上では1万3000件以上ものコメントが寄せられている。「アフリカの葬儀の様子を卑下するのが目的ではなく、一つのミームとして撮っただけ。問題になるのが不思議」「そんなこと言ったら、白くメークしたら白人差別になるの?」「ガーナの棺桶ダンサーズのリーダーは、インスタで『マネしてくれてありがとう』って言ってたけど?本人らが不快に感じないのであれば問題ない」と「差別問題」に対する反論意見が相次いだ。

また、「サム・オチュリも大きな過ちを犯した。19万人ものフォロワーがいるのに、写真を掲載して学生たちに非難の矛先が向くように誘導した」「英語で『こういった差別を理解できるよう韓国人を教育すべき』と書き込んでたけど、何様のつもり?」「むしろ韓国人を卑下してるよね」など非難の矛先はサム・オチュリに向けられている。

一部では「ブラックフェイスは外国では絶対してはいけない行動」「自分も韓国人だけど、韓国人の文化レベルは低い」との指摘も出ている。(翻訳・編集/松村)

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