韓国の大手航空会社2社、コロナ禍でも黒字転換=ネットからは称賛の嵐

Record China    2020年8月8日(土) 14時30分

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6日、韓国・聯合ニュースによると、世界の航空会社が新型コロナウイルスの感染拡大で、業績が悪化する中、韓国の大韓航空が、4~6月期に異例となる黒字転換となった。資料写真。

2020年8月6日、韓国・聯合ニュースによると、世界の航空会社が新型コロナウイルスの感染拡大で、業績が悪化する中、韓国の大韓航空が、第2四半期(4~6月)に異例となる黒字転換となった。

同社の発表によると、4~6月期の売上高は1兆6909億ウォン(約1500億円)で前年同期比44%減少したが、貨物部門が業績をけん引。営業利益は1485億ウォン(約130 億円)で、前年同期の1015億ウォン(約89億円)の赤字から黒字転換した。

臨時貨物便や防疫物資の輸送などで収益性を高めたほか、旅客機を貨物機として活用して貨物便の供給を増やした。また、人件費などの営業コストを前年の半分程度まで引き下げた。

また、大韓航空と並ぶ韓国の大手航空会社、アシアナ航空も4~6月の営業利益が1151億ウォン(約101億円)で黒字転換を果たした。4~6月の売上高は8186億ウォン(約717億円)で、前年同期の1兆4813億ウォン(約1300億円)と比べ44.7%減少したが、当期純利益は1162億ウォン(約102億円)の黒字に転じた。

韓国のネットユーザーからは、「心配していたが素晴らしい結果」「社員たちの努力によって成し遂げた黒字だ」「すごいぞ大韓航空」「われわれの翼、大韓航空は、この難しい状況を乗り越えていけると信じている」「頑張れアシアナ」「旅客機を貨物機に活用するというアイディアがすごい」などと大韓航空、アシアナ航空両社の黒字転換に称賛の声が多く上がっている。(翻訳・編集/関)

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