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「今夏は猛暑だったはずなのに歴代級の梅雨」、韓国紙、予想外した気象庁やり玉に

配信日時:2020年8月8日(土) 1時0分
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韓国も日本や中国と同様に大雨に見舞われている。韓国紙は「今年の夏は猛暑だったはずなのに歴代級の梅雨」と指摘。予想が外れた気象庁を「信じられない」とやり玉に挙げている。

大雨に見舞われているのは日本や中国だけではない。韓国も同じだ。7月の釜山など南部地域に続き、8月になってからはソウル首都圏などにも被害が集中している。韓国紙は「今年の夏は猛暑だったはずなのに歴代級の梅雨」と指摘。予想が外れた気象庁を「信じられない」とやり玉に挙げている。

聯合ニュースによると、韓国の首都圏と中部で1日から降り続く豪雨により、被害が拡大している。政府の中央災難(災害)安全対策本部によると、4日午前10時半までに計13人の死亡が確認され、13人が行方不明となっている。負傷者は7人。

被災者は4日の時点で629世帯の1025人に上る。前日から約100人増えた。地域別には忠清北道が555人、京畿道が391人、江原道が70人など。うち533世帯の829人は今も帰宅できず、親戚・知人の家や体育館、公共施設などに身を寄せている。

建物・施設の被害は2958棟に増えた。住宅815棟、畜舎・倉庫522棟、ビニールハウス146棟などで浸水や土砂流入があった。農耕地の被害は5751ヘクタールに及ぶ。冠水が4657ヘクタール、稲の倒伏が868ヘクタール、落果が160ヘクタールなど。インフラでは道路・橋728件、鉄道など403件の被害が確認された。また、山崩れが224件発生し、河川の氾濫は101件に上った。

こうした中、中央日報は「今年の夏は猛暑といったのに歴代級の梅雨…信じられない韓国気象庁」との社説を掲載。「今回の事態を経験しながら、多くの韓国国民は空を恨む前に気象庁の力量に対して強い疑問を呈している」と非難した。

気象庁は1台400億ウォン(約36億円)のスーパーコンピューターを2000年から5年ごとに新たに導入。10年まで使っていた日本型数値予報モデルを英国型に変え、韓国型数値予報モデルへと発展させた。さらに気象観測専用衛星「千里眼2A」を18年に打ち上げ、昨年から実際に活用している。

5月の段階で気象庁は「今年の夏は記録的な猛暑となり、平年は9.8日だった猛暑日数が今年は最長25日まで伸びるだろう」と予想したが、7月の平均気温は平年の気温より2度ほど低かった。

社説は「装備や観測資料がいくら素晴らしくても、これを正確に解釈して判断する専門家がいなければ意味がない。スーパーコンピューターと空のせいだけにするべきことではない」と論難。「18年に就任した空軍気象団長出身のキム・ジョンソク気象庁長は『空を友人のように、国民を空のように』というスローガンを掲げて『国民が満足する気象サービスを実現する』と誓った。今、国民はその確約がちゃんと実行されるのか問うている」と檄(げき)を飛ばした。(編集/日向)

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