中国の航空会社で機内食提供を続々再開―中国メディア

人民網日本語版    2020年8月5日(水) 18時0分

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中国では新型コロナウイルスがほぼ封じ込められているのを背景に、多くの航空会社が機内食の提供を再開している。

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中国では新型コロナウイルスがほぼ封じ込められているのを背景に、多くの航空会社が機内食の提供を再開している。

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中国民用航空局の公式サイトによると、今年2月以来、民用航空業界全体で旅客数の前年同期比が月を追うごとに回復している。6月、業界全体の各種フライト数は32万5000便で、1日平均1万820便と、前月比14.1%増となった。同月の旅客数は延べ3073万9000人で、増加ペースは前月比で10.2ポイント上昇した。前年同期比の増加ペースは、2月と比べると、42.1ポイント上昇した。7月1日から23日にかけての旅客数は延べ2642万7000人で、前年同期比60%以上まで回復した。

吉祥航空: 8月中旬には機内食提供を再開へ

吉祥航空は、8月中旬から機内食の提供を再開する計画だ。また、再開に合わせて、新しいメニューが登場することになっている。

吉祥航空は、7月から複数のメニューの機内食の確認作業を再開し、8月中旬から、国内線の全便で複数のメニューの機内食やお酒・ドリンクの提供を再開する。

吉祥航空が最近発表した暑運(夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制)の搭乗率によると、7月の旅客数は延べ110万人以上で、前年同月比で約8割まで回復している。統計によると、7月、吉祥航空は約8000便のフライトを運行し、搭乗率は新型コロナウイルス流行前と比べて9割近く回復した。

東方航空:8月1日から国内ビジネス路線12路線で機内食提供を再開へ

8月1日から、東方航空は国内線のビジネス路線(上海-北京/広州/深セン/成都/昆明/重慶/西安、北京-広州/深セン/成都/重慶/西安)12路線の往復便で機内食提供を全面的に再開した。

朝食、昼食、夕食のほか、今月1日から提供される「点心餐」は、「溢彩Edainty」シリーズが引き続き採用された。そのメニューは、各地の名物点心である荷花酥、緑豆●(米へんに羔)、芝麻叉焼酥、雲南風の雲腿酥などだ。

今後、東方航空は国内外の新型コロナウイルス感染状況の発展動向や感染防止対策の指示などに合わせて、機内食の提供の範囲を段階的に拡大する計画だ。全ての国内線では今月16日から機内食の提供を再開する予定となっている。

南方航空:7月15日から一部の国内線ですでに機内食提供を再開

7月15日から、南方航空は一部の国内線の機内食提供とVIPラウンジでの食事や飲み物の提供を再開した。

南方航空によると、機内食の提供を再開したのは、全ての国内線。ただ、出発地の新型コロナウイルスの緊急時対応レベルが2級以上である場合を除く。食事や飲み物の提供を再開したVIPラウンジは、南方航空が営業するVIPラウンジがある空港。ただ、北京やウルムチ、長春、杭州、南京は再開されていない。

中国国際航空:8月1日から段階的に国内線で機内食提供を再開へ

中国国際航空は8月1日から、段階的に国内線で機内食提供を再開している。第一陣として、北京、成都、杭州、重慶、天津、上海、武漢を往復する便で再開し、その他の便でも徐々に再開する計画となっている。

海南航空:8月3日から新メニューの提供スタート

7月15日に、国内線での機内食提供を全面的に再開したのに続き、海南航空集団傘下の海南航空控股股フン有限公司(フンはにんべんに分)は8月3日から、新メニューの提供をスタートしたほか、スペシャルメニューの予約も再開している。

厦門航空 :7月25日から機内食提供を再開 メニュー事前選択も再開へ

7月25日から、厦門航空はすでに国内線、地区線、一部の国際線で、機内食提供を再開した。全ての旅客に機内食が提供されているほか、メニューの事前選択サービスも間もなく再開する計画だ。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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