2020年8月4日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国防部は同日、北朝鮮が小型化した核兵器を開発したとの見方を示した国連の報告書について、「小型化能力は相当なレベルだ」との見方を示した。

記事がロイター通信の3日（現地時間）の報道として伝えたところによると、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは報告書で、北朝鮮が「弾道ミサイルに搭載する小型核兵器を恐らく開発した」と複数の関係国が見ていることを明らかにした。

これを受け、韓国国防部のムン・ホンシク副報道官は4日の定例会見で、「北朝鮮の核とミサイルの動向を注視しており、米韓情報当局は緊密に協力体制を維持している」と述べた。

韓国国防部は2018年の国防白書でも、北朝鮮の核能力について、「核兵器の小型化能力は相当なレベルに達したものとみられる」と記している。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは「もはや驚きもしない」「こうなる（北朝鮮が核開発を続ける）ことはみんな分かっていたのでは？」などと冷静に受け止める声や、「平和が訪れるのはいつになるだろう？」「今後も核の恐怖の中で生活していかなければならない」などと懸念するコメントが寄せられている。

その他、「核開発の金がどこにある？経済制裁で生きるのも大変だというのに…」「北朝鮮は非核化する気は全くなさそうだ」「もう北朝鮮を支援するのは止めるべき」などといった声も上がっている。（翻訳・編集/関）