NHK新会長が慰安婦発言で謝罪、「適切でなかった」―中国メディア

Record China    2014年1月28日(火) 11時32分

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27日、NHKの籾井勝人会長が「従軍慰安婦は戦争をしているどこの国にもあった」と語ったことについて、「発言は不適当だった」とし、謝罪した。資料写真。

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2014年1月27日、環球時報(電子版)によると、NHKの籾井勝人会長が「従軍慰安婦は戦争をしているどこの国にもあった」と述べたことで国際的な批判が集中したが、英BBCは27日、籾井会長が発言は「不適当だった」とし、謝罪したと伝えた。

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籾井氏は25日、新会長の就任記者会見で慰安婦問題について「現在のモラルでは悪いが、戦争をしているどこの国にもあった」とし、さらに「(慰安婦問題は)日韓基本条約で国際的に解決している。それをなぜ蒸し返されるのか」と述べ、韓国の姿勢を疑問視する発言をした。批判を受け、27日に「慰安婦事件について判断力を欠き、ルールをわきまえていなかった」と述べ、また「ああいった場であのような発言は非常に不適当だった」と話し、自身の発言が不適切だったとの認識を明らかにした。

籾井会長の発言について、菅義偉官房長官は「個人的な発言」として問題視しない方針を示したほか、これまでたびたび問題発言をしている橋下徹大阪市長は「まさに正論」「自分の考えと同じ」とし、籾井会長の発言を支持している。

籾井会長の発言は国際的に問題視されており、韓国では与党議員が「韓国人に謝罪し、即座に辞職すべきだ」とし、さらに「日本にまだ良識があるなら、このような人物を公共放送の責任者にしたことを恥じるべきで、辞職を促すべきだ」と非難した。また、日本国内でも民主党を初めとする野党各党から批判の声が上がっていると伝えられている。(翻訳・編集/岡田)

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